黄金の7人
黄金の7人は1965年のイタリア映画です。
「黄金の7人」はイタリア映画空前の大ヒット作で、アニメ「ルパン三世」のモデル作とも言われます。
1972年から始まった「水曜ロードショー」の第一回放送作品でもある有名な娯楽作品です。
大手銀行の厳重な大金庫を「教授」と呼ばれる首領とセクシー美女、そして6人の手下が奇想天外な方法で銀行強盗を成功させます。
ジュネーブにあるスイス銀行近くのホテルに入っていく紳士と美女・・・。
2人は、教授ことアルベールと愛人のジョルジャ。
最新式の防犯設備を備えた銀行には、7トンもの金の延べ棒が眠っている。
そこへ作業服を着た6人の男たちが道路工事のため地下に潜っていった。
彼らは教授が集めたヨーロッパよりぬきのプロの泥棒たちだった!
7トンもの金塊を盗み出す鮮やかな手口と、セクシーこの上ないロッサナ・ポデスタ演じるナゾの美女ジョルジアが展開する金塊争奪戦が、この映画の見ものです。
このジョルジアは、セクシーな見た目のみならず、お金のためなら仲間を平気で裏切っちゃうことも、全然平気~…ってところもまさにルパン三世に出てくる峰 不二子。
テーマ曲「シャバダバ、シャバダバ~♪」というスキャットは、数多くの映画音楽を作曲しているアルマンド・トロヴァヨーリによるもので、映画の能天気な雰囲気にピッタリです。
ファッションや小物も時代を感じさせる可愛らしさとデザイン。
盗みの手口や悩殺美女など、ストーリー展開のリアル感はゼロ!ですが、騙し合いに次ぐ騙し合いで二転三転するストーリーは、最後まで目が離せません。
エンディングでは「登場する銀行は架空のものであり、強盗たち『黄金の七人』はフィクションです」というテロップは、「お断り」というよりも「おふざけ」感たっぷりです。
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黄金の7人2011/12/30 | コメント/トラックバック(0)|
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影なき男
「影なき男」は、1987年アメリカ映画。監督=ロジャー・スポティスウッド。
ベテランFBI捜査官と登山ガイドがコンビを組んで凶悪犯を追跡するサスペンスです。
サンフランシスコのとある宝石店。
その店主の自宅に男が侵入して、夫人を拉致し立てこもっている。
犯人は、夫人の命と引き換えに宝石をよこせと要求していた。
犯人は巧妙な手口で、まんまと宝石を奪った上に、人質を殺し逃亡。
FBIの捜査官スタンティン(シドニー・ポワチエ)は強く責任を感じ、この凶悪犯追跡に執念を燃やす。
犯人は、カナダ国境に近い北西部の大山岳地帯に、釣り客のふりをして逃げ込む。
何も知らない他の釣り客や、ガイド役のサラの命が危険にさらされていた。
スタンティンは犯人を追うため、サラの恋人であり人嫌いな山岳ガイドのジョナサン・ノックス(トム・ベレンジャー)に案内を頼む。
ウマの合わない2人だったが、凶悪犯追求という同じ目的のためにコンビを組み、山に登る。
その間に凶悪犯は正体を現わし、サラを脅して国境を越えようとする…。
S・ポワチエが、10年ぶりにスクリーン復帰を果たした作品。
都会のFBI捜査官が、犯人を追跡する為に、登山ガイドに助けられて険しい山に入るという設定。
コメディ映画ではありませんが、登山の専門家であるジョンと都会派の刑事が好対照で、かなり笑える場面があります。
都会派の刑事は、案の定、体力的についていけず弱音を吐き、お荷物になってしまいます。
雪山では「ばあちゃんが死んで3日目の顔より酷い顔だ」と言われる始末。
アメリカからカナダへの山岳地帯。険しい岩壁を登り、断崖絶壁のロープ・ケーブルの使用。
急流渓谷雪山のブリザードにグリズリーの襲撃…と盛り沢山のパフォーマンスにハラハラドキドキです。
そんな中で、お互いに助け合いながら犯人を追ううちに結束が強まり、男同士の友情も…。
映画の後半では、状況が一変し都会での犯人追跡になると、立場が逆転してスタンティンが主導権を握ります。
山岳物の要素に加えて、都会育ちの黒人、FBIの捜査官であるシドニー・ポアチエと山育ちの白人、山岳ガイドのトム・ベレンジャー 。
都会派と自然派のコントラストがハッキリして最後まで飽きさせません。
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影なき男2011/12/29 | コメント/トラックバック(0)|
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レッスン!
「レッスン!」は、2006年のアメリカ映画です。
監督は、本作が長編初監督作となるリズ・フリードランダー。
出演は、「レジェンド・オブ・ゾロ」のアントニオ・バンデラス。
「小説家を見つけたら」のロブ・ブラウン。
「Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?」(04)のカティア・ヴァーシラスほか。
ニューヨーク在住の社交ダンス講師、ピエール・デュレインの実話に基づいた映画です。
デュレイン氏は、世界一といわれるイギリスのダンス大会、「ブラックプール」で4年連続優勝した経験があります。
現在は名門ジュリアード音楽院で教鞭を執る他、数多くの社交ダンス教室を経営しています。
作品のモデルとなった高校での活動が認められ、今、マンハッタンで社交ダンスを取り入れる高校が16校もあるとか。
その世界一のダンサー、デュレインを演じるのは、アントニオ・バンデラス。
社交ダンスを教える教師との出会いにより、札つきのワルたちが変わっていく様子を描く、青春ダンス・ムービーです。
分かり安いストーリーとテンポのよい展開。
ダンスシーンの見せ場。
ダンスを通じて成長いて行く若者たちの姿。
そしてハッピーエンド。
…と、娯楽映画に必要な要素はすべて揃っていて、観賞後はスッキリ爽やかな感じです。
そうは言っても、ストーリーのありがち感は否めません。
しかし、ダンスシーンは美しく、セクシーでもあります。
せっかくバンデラスが出ているのだから、彼にもっと踊ってもらえたら、満足感が増したように思います。
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レッスン!2011/12/28 | コメント/トラックバック(0)|
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ラブ・アクチュアリー
「ラブ・アクチュアリー」は、2003年のイギリス/アメリカ映画。
『ブリジット・ジョーンズの日記』の脚本家、リチャード・カーティスの初監督作品。
秘書に恋をした英国首相。義理の息子との関係に悩む父親。ポルトガル人のメイドと恋に落ちる小説家。夫の浮気に気付き、悶々とした日々を過ごす熟年の主婦。親友の恋人に思いをよせる新進画家。新曲のクリスマスソングに起死回生を賭ける元ロックスター。
テーマは愛、それも夫婦、親子、友情といったどこにでもある平凡な愛。物語はクリスマスが迫る数週間を描きます。誰もがクリスマスを本当に愛している人と過ごすことを願いますが、その願いがかなえられるかどうか、切ない季節でもあります。映画は、様々な人々の「愛」についての物語が、イブの夜、ハッピーエンドに向かって動き始めます。
『ラブ・アクチュアリー』のオープニングとエンディングを飾る、空港の到着ロビー。恋人、親子、夫婦、友人たちを抱きしめる姿がそこにはあります。そこに流れるナレーション。
『世の中に嫌気がさしたら、ぼくはヒースロー空港の到着ゲートを思い描く。
“世界は憎しみと欲だけだ”と人は言うけれど でも、そうだろうか?僕はそうは思わない。
至るところに”愛”が溢れていると思う。
“愛”は目立たないし、ニュース性もないけれど、いつでもそこにある。
父と子、母と子、夫と妻、恋人同士、懐かしい友人たちの間に。
“9月11日”の起こったあの日、犠牲者がかけた電話も
“憎しみ”や”恨み”はなく、愛のメッセージだった。
Love actually is all around ―愛は実際のところ、この世に満ち溢れている。』
また、この映画は音楽無くして、成功はしなかったでしょう。
教会結婚式で高らかに歌い上げられるビートルズの「All you need is LOVE」
お葬式の出棺の際にかかるBay City Rollersの陽気なノリの「Bye Bye Baby」
告白するために流す聖歌隊の「Silent Night」
女の子が歌う「All I Want For Christmas Is You」
この映画で何度も流れる「Christmas Is All Around」
「世界がどれほど暗くなろうとも、人生のほとんどの出来事は愛に関係している」という、リチャード・カーティスの想いが、音楽を通じても伝わってきます。
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ラブ・アクチュアリー2011/12/27 | コメント/トラックバック(0)|
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ヤング@ハート
ートは、2007年のイギリス映画。監督はスティーヴン・ウォーカー。
アメリカ・マサチューセッツ州の小さな町ノーサンプトン。
1982年に誕生した“やんちゃな年金生活者たち”こと“ヤング@ハート”と呼ばれるコーラス隊の活動を追った音楽ドキュメンタリーです。
世界中を飛び回るこのシンガーたちは、平均年齢80歳。
彼らが歌うのは、クラシックやスタンダードではなく、ロックやR&Bの曲ばかり。
映画の冒頭、コーラス隊の花形スター、アイリーン・ホール(92歳!!)が、ザ・クラッシュの名曲“Should I Stay Or Should I Go”をシャウト! いきなりドギモを抜かれます。
アイリーンの他の主なメンバーは以下の通り。
癌を患い3回も手術をした83歳のジョー・ベノア。
76歳のスタン・ゴールドマンは、指揮者のボブに怒られてもめげずに課題曲を歌い続ける。
脊椎狭さくで歩く事すら儘ならないスタン(75歳)。
スティーブは、彼女からセックス・ビーストのあだ名を賜り、オープンカーで吹っ飛ばす77歳。(彼は映画祭のアフター・パーティーでパリス・ヒルトンを口説いていたらしい)。
そして最大の重要人物とも言えるボブ・シルマン54歳。
彼はこのグループを1982年の発足から指導。
クラシックやオペラ好きでロックとは無縁な老人達にソニック・ユース、ボブ・ディラン、トーキング・ヘッズ、ジェームス・ブラウンなどを根気良く、友情を持って時には厳しく指導する。
年1回のコンサートに向け、新曲に悪戦苦闘するメンバー達は、仲間の死というアクシデントにも見舞われます。
しかし、この映画は彼らの老いや死さえも冷静に見据えながらも、決して暗くはありません。
この映画は、老人になってもポジティヴに生きていこう。…なんていうありきたりのメッセージではない「何か」があります。
刑務所慰問のコンサートで歌う、ボブ・ディランの「フォーエバー・ヤング」。
コンサート本番で歌われた、ジェームズ・ブラウンの「アイ・フィール・グッド」、亡くなったメンバーのために捧げた「フィックス・ユー」…。
そして、全員が大苦戦した「イエス, アイ キャン キャン」が何時までも耳に残って離れない。
晩秋と思われる小さな町ノーサンプトンの風景。
少し寂しい晩秋の風景だけど、人生と同様に少し寂しく、そしてとても美しい。
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ヤング@ハート2011/12/26 | コメント/トラックバック(0)|
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ベッカムに恋して
「ベッカムに恋して」(原題:Bend It Like Beckham)は2002年公開のイギリス映画です。
監督は、インド系イギリス人のグリンダ・チャーダ。
出演はこれが映画デビューとなるパーミンダ・ナーグラ、「穴」のキーラ・ナイトレイ。
ラストの空港のシーンで、ヴィクトリア夫人と共に記者に囲まれている姿はデイヴィッド・ベッカムご本人様だそうで、特別出演です。
ジェス(パーミンダ・ナーグラ)は、サッカーとベッカムを愛するインド系の少女。
地元の女子サッカー・チームのエース・ストライカー、ジュールズ(キーラ・ナイトレイ)から誘われて、彼女はサッカー・チームに入部します。
ところが、伝統的なインドの慣習を重んじる母にバレてしまい、サッカーを禁止されます。
しかしジェスは隠れてサッカーを続け、才能を開花させていく…。
ジェスの家族が、単にサッカーをすることを、反対しているのではなくて、娘を愛して心から彼女の幸せを願っていることが良く分かります。
特に、かつて差別のため夢を捨てたジェスの父親が、娘に同じ思いをさせたくない一心でサッカーを止めろと言う反面、「闘って未来を勝ち取って欲しい」と葛藤する姿には心打たれます。
サッカーに夢中なインド移民の女のコが、自分の才能で未来を切り開いていこうと奮闘する爽やかな青春映画です。
ところで、原題の「Bend It Like Beckham」は、元イングランドのスタープレーヤー、デビッド・ベッカムのような弧を描くキックが蹴りたい、また、そのキックのように人生を変えたいと言う意味だそうです。
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ベッカムに恋して2011/12/25 | コメント/トラックバック(0)|
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ノエル
「ノエル」は2004年のアメリカ映画。
フランス語でクリスマス(英語:Christmas)をNOELと言うそうです
出演は、アカデミー賞女優のスーザン・サランドン、今やハリウッドを代表する女優ペネロペ・クルス、そして隣の病室の不思議な見舞客に扮した超有名(!)俳優。
とにかく豪華で個性的な顔ぶれが揃っています。
誰もが、この日だけはひとりぼっちでいたくないと願う、クリスマス・イヴの夜。
アルツハイマーの母親を抱えるバツイチ独身者のローズ(スーザン・サランドン)。
結婚を目前にして婚約者の束縛に悩むニーナ(ペネロペ・クルス)。
ニーナの婚約者で独占欲の強いマイク(ポール・ウォーカー)。
そしてローズの母の向かいの部屋で、着たきりになっている孤独な老人。
嫉妬心から妻の友人を殺したうえ、妻を事故死させてしまった老人。
父を亡くし母の再婚した男から少年時代に暴行を受けたトラウマを持つ男。
ニューヨークの街に、それぞれの境遇にある彼らに共通するのは“ユウウツ”。
全ての人が幸福であるかのようなクリスマスのムードに、瞳に浮かぶ失望の色は濃さを増す。
クリスマスというのに、みんなあまり幸せそうじゃないって所がポイントです。
そんな彼らのクリスマスをオムニバス形式で描く。
クリスマスイブに起きた、これらの物語と小さな奇跡のお話。
それらの奇跡の源は、人の愛。
幸せが連鎖していくクライマックスでは、見ている人の心が優しさと愛情に満たされるはず。
この映画には、大きな事件は登場しない。
クリスマスに、ささやかな奇蹟に触れたい人にオススメの1本です。
それにしてもこの映画のペネロペ・クルスは、美しすぎます。
恋人が嫉妬の鬼となってしまうのも、「そりゃ仕方ねーじゃん。」と思うほど。
わたし的には、この映画のペネロペ・クルスと「ウエルカム!ヘヴン」のペネロペ・クルスが双璧です。
このペネロペ・クルスを見るだけでも価値があるのでは?
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ノエル2011/12/24 | コメント/トラックバック(0)|
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タハーン ロバと少年
「タハーン ロバと少年」は、2008年のインド映画。
監督・脚本・撮影:サントーシュ・シヴァン
主人公タハーン役の男の子はとても可愛く、ロバも可愛い(あんなに可愛いとは思わなかった)。でもこの映画は、子供のかわいらしさで感動させる映画ではありません。
8歳の少年タハーンは、祖父、母、姉と、紛争状態にあるカシミール地方に暮らしています。
タハールは祖父の放牧の手伝いをしていました。
一番の友達はロバのビールバル。
ビールバルは、行方不明の父が残してくれたロバです。
タハールは3年前に行方不明になった大好きな父に会いたいと思っています。
母親は言葉が話せません。
母親はいつか父親が帰ってくることを信じていますが、警察には始終身元不明の死体が届けられ、そのたびに身元確認をするという生活が続いています。
貧しくとも平穏な暮らしが続いていましたが、遠くに銃声が聞こえるなど、軍と武装勢力の抗争もまた身近なものでした。
ある日、優しい祖父が突然亡くなり、ビールバルは借金返済のために旅商人ダールに売られてしまいます。
タハーンは、ビールバルを取り戻すために旅商人ダールを追って山越えをします。
旅商人ダールは、町と町の間をラバやロバに荷物を乗せて行き来していました。
やがて1人の謎の若者イドリスがタハーンに近づいてきます。
自分の言うとおりにすればビールバルを取り返してやろうと、イドリスはタハーンに持ちかけますが…。
厳しくも美しく雄大な景観のなかで、純粋な少年とロバの友情が描かれています。
しかし、その背景には不安定な政治・社会状況が暗示されています。
その社会状況は、純粋な子供まで利用し、紛争に巻き込んでいく…。
実際に世界中の紛争地帯で起きている話でもあります。
幸い映画は、希望を感じさせるエンディングです。
しかし、将来もこの紛争が収まらなければ、成長したタハーンが、今度は自らの意思で、その只中に飛び込んでいくかもしれません。
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タハーン ロバと少年2011/12/23 | コメント/トラックバック(0)|
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サイコ
「サイコ」(Psycho)は、1960年、アルフレッド・ヒッチコック監督によって制作されたモノクロ映画。
原作はロバート・ブロックによる同名のスリラー小説。
ネタバレを恐れて、映画のスタッフが本屋で小説を買い占めたというハナシも。
会社の金を横領したマリオン(ジャネット・リー)が立ち寄ったベイツ・モーテル。
そこには管理人の青年ノーマン(アンソニー・パーキンス)と離れの一軒屋に住む年老いた母がいた。
伝説的ヒッチコック・スリラーにして、代表作でもあります。
現在は一ジャンルを築いているサイコ・サスペンスの元祖。
その演出スタイルは恐怖感を煽るバーナード・ハーマンの音楽と共に数多くの模倣やパロディを生みました。
もしまだ見ていない人は、やっぱり見るべきでは?という映画です。
あまりにも有名な映画なので、私もすっかり見た気になっていましたが、あの有名なシャワーシーンは、やはり凄いものがある。
マリオン(ジャネット・リー)が雨の中車を走らす場面。
サングラスをかけ、いぶかしそうに車を覗き込む無表情な警官。
やっとたどり着いたノーマンの不気味な屋敷。
そのどれもが、ストレートに恐怖感を盛り上げ、驚愕のラストへとなだれ込みます。
その演出のうまさには脱帽。
それにしてもヒロインと思われたジャネット・リーが、最初の方であっさりと姿を消してしまうところには驚かされました。
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サイコ2011/12/22 | コメント/トラックバック(0)|
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ヴェニスで恋して
「ヴェニスで恋して」は、2000年のイタリア・アカデミー賞で作品、監督、主演、助演を含む9部門を独占したロマンチック・コメディ。
イタリアの地方都市ペスカーラに住む主婦ロザルバ(リーチャ・マリェッタ)。
家族とローマ旅行中にはぐれてしまい、ようやく連絡がついた家族から冷たくされ、すっかり落ちこんでしまいます。
ヒッチハイクをしながら南イタリアの自宅に帰ろうと試みるのですが、ふっと気持ちが変わり、昔から憧れていたヴェネチアに立ち寄ってみることに…。
ヴェネチアでは、人生に絶望を感じている、親切なトラットリアの主人フェルナンド(ブルーノ・ガンツ)と出会い、彼の家に居候することになったロザルパ
彼女は、独身時代の特技を生かして花屋での仕事を見つけ、隣人でアロマエステティシャンのグラツィア(マリーナ・マッシローニ)とも仲良くなります。
朝、目を覚ますと、テーブルには美味しそうなパンの朝食とフェルナンドからの手紙が。
「今日も1日幸せであります様に」。
彼の優しい言葉にロザルバの心はなごむ。
人生に絶望していたフェルナンドもおっとりしたロザルバに惹かれていく。
やがてロザルバはチューリップの花をテーブルに残し、彼女は家族の待つペスカーラへと帰郷します…。
平凡な主婦が、すぐに帰るつもりが、なぜかそのまま居ついてしまい、ヴェネチアに暮らす一員となり、この街の様々な人や事件を通して自分を見つめ直していきます。
水の都ヴェネチアは、イタリア人にとっても、憧れの観光地であることがわかります。
でも、この作品には、ショーウインドウに映るサンマルコ大聖堂だけが写りますが、リアルト橋もカーニヴァルもサンマルコ広場もフェニーチェ劇場も出てきません。
ヴェネチアの名もない路地裏が舞台となっています。
ところで、原題は「パンとチューリップ」。
こっちの方が素敵ですねぇ
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ヴェニスで恋して2011/12/21 | コメント/トラックバック(0)|
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