ベッカムに恋して

「ベッカムに恋して」(原題:Bend It Like Beckham)は2002年公開のイギリス映画です。
監督は、インド系イギリス人のグリンダ・チャーダ。
出演はこれが映画デビューとなるパーミンダ・ナーグラ、「穴」のキーラ・ナイトレイ。
ラストの空港のシーンで、ヴィクトリア夫人と共に記者に囲まれている姿はデイヴィッド・ベッカムご本人様だそうで、特別出演です。

ジェス(パーミンダ・ナーグラ)は、サッカーとベッカムを愛するインド系の少女。
地元の女子サッカー・チームのエース・ストライカー、ジュールズ(キーラ・ナイトレイ)から誘われて、彼女はサッカー・チームに入部します。
ところが、伝統的なインドの慣習を重んじる母にバレてしまい、サッカーを禁止されます。
しかしジェスは隠れてサッカーを続け、才能を開花させていく…。

ジェスの家族が、単にサッカーをすることを、反対しているのではなくて、娘を愛して心から彼女の幸せを願っていることが良く分かります。
特に、かつて差別のため夢を捨てたジェスの父親が、娘に同じ思いをさせたくない一心でサッカーを止めろと言う反面、「闘って未来を勝ち取って欲しい」と葛藤する姿には心打たれます。

サッカーに夢中なインド移民の女のコが、自分の才能で未来を切り開いていこうと奮闘する爽やかな青春映画です。

ところで、原題の「Bend It Like Beckham」は、元イングランドのスタープレーヤー、デビッド・ベッカムのような弧を描くキックが蹴りたい、また、そのキックのように人生を変えたいと言う意味だそうです。

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